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令和元年度バリアフリー講習会in大分港の開催について
2019/09/06

              旅客船乗組員等を対象としたバリアフリー講習会を開催
                 ―ラグビーワールドカップ開催前に大分港で−

 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成を受け、9月4日(水)、大分市 大分港フェリーターミナルにおいて、九州運輸局との共催による「バリアフリー講習会in大分港」を開催しました。

  大分港での開催は、昨年に引き続き2回目となりましたが、9月から開催されるラグビーワールドカップの試合会場となる大分県には、旅客船・フェリーを使って多くの観戦者が訪れることが予想されることから、直接、旅客と接する機会が多い旅客船乗組員などを対象に、体の不自由な方や高齢者の接し方・注意点などを学びました。

  講習は、実技と座学に分け実施しました。実技では、車いす・高齢者疑似キッドなどの器具を使用し、(一社)大分県介護福祉士会の指導により行われ、車椅子体験ではフェリー内での移動や船内各部屋の施設を利用する際の障害の体験や介助体験、高齢者疑似体験では待合所の椅子等の障害物がある中での通行、階段、エレベーターの利用、また、受付窓口での乗船名簿への記載など、高齢者や体の不自由な方と同様な立場での疑似体験をして頂きました。

  座学では、(公財)交通エコロジー・モビリティ財団の橋徹氏から、バリアフリー法等バリアフリー制度の説明と旅客船におけるバリアフリーの基準や高齢者・障害者への接遇・介助に当たっての心構えなどの講義が行われるとともに、障害者の日常等を知ってもらう為に、橋氏とNPO法人自立支援センターおおいたの後藤秀和理事長との直接対話方式により、公共交通機関の利用を始め日常の行動などを紹介して頂き如何に障害者の行動が大変であるかなど、生の声を聞いて頂きました。

  当日は、10社から36名の参加者がありましたが、参加者から「体験して初めて高齢者などの体を動かすことの難しさを実感した。この体験を今後の対応の際に生かしたい。」「健常者では考えられないことが障害となることがわかった。気配りが大切であることを感じた。」などの感想も聞かれ、本教室に参加された皆様の今後の業務に大変役に立つものであったと確信しました。

  当センターでは、今後も九州運輸振局等と連携したバリアフリー教室を九州各地で継続的に実施することにより、旅客船における一層のソフト面のバリアフリーの進展に寄与したいと考えています。





令和元年度簡易待合所の引渡しについて
2019/08/20

             十島村へ悪石島及び小宝島で使用する簡易待合所を無償提供
           
 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の離島活性化事業と連携し、同財団の支援を受け、鹿児島県十島村の悪石島(やすら浜港)及び小宝島(小宝島港)に設置する簡易待合所を製作し、8月8日、鹿児島港南埠頭において十島村への引渡しを行いました。

  十島村は、鹿児島市の南約200〜330キロメートルの海上に位置し、通称「トカラ列島(有人島7島、無人島5島で構成)」と呼ばれており、7つの有人島に約700人が生活しています。このトカラ列島への唯一の交通、輸送機関であり生活物資の輸送や島民の足として、鹿児島港南埠頭から「フェリーとしま2」が週2便運航しており、島民の方はこの船舶を利用し九州本土や奄美大島への移動を行っています。

  十島村の各港にはフェリーを待つための待合所がなく、利用者は真夏の炎天下では強烈な日射を浴びながら、また、雨の日や風の日に風雨にさらされて乗船を待つ状況にあり、島民から簡易待合所の設置が強く求められていました。

  十島村では、その設置について検討を進めていましたが、財政上の事情等で設置できなかったことから、当センターへ相談、設置要望が出されたところです。
  その要望を受け、当センターの海運振興関連施設整備事業として、日本財団の離島活性化事業の一環としての支援と助成を受け、今般、悪石島(やすら浜港)及び小宝島(小宝島港)へ設置する簡易待合所を製作し、無償提供することとし、引渡しを行ったものです。

  今回、引渡された「簡易待合所」は、九州本土から遠く、また風雨の厳しい場所に設置されることから、屋根部分を従来の鉄の骨組みテント生地張から、木製の骨組みにアルミ複合板の屋根とし、破損した際に地元住民でも容易に修繕ができるよう制作しています。





令和元年度風雨防止用通路シェルターの引渡式について
2019/08/07

             甑島航路へ風雨防止用通路シェルターを無償提供しました
               =利用者に優しくこれまでより20cm高く制作=

 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の離島活性化事業と連携し、同財団の支援を受け、鹿児島県いちき串木野市串木野新港並びに薩摩川内市里港に設置する風雨防止用通路シェルター6基を製作し、8月5日、串木野新港で当センター理事長竹永健二郎から甑島商船(株)鈴木一浩代表取締役専務へ引渡しを行いました。

  今回、引渡されたシェルターは、鹿児島県本土西方の約30キロメートル離れた海上に位置する上甑島、中甑島、下甑島の3島からなる甑島列島(約4千人の方が生活しています。)と九州本土とを結ぶ唯一の交通手段として甑島商船(株)が運航する航路の串木野新港と里港に設置されるものです。

  甑島商船(株)では、串木野新港並びに里港には待合所が設置されていますが、待合所から船の接岸場所までに少し距離があることから、多くの利用者は船の接岸場所近くまで並んで、真夏の炎天下では強烈な日射を浴びながら、また、ときには雨の日や風の日に風雨にさらされて乗船を待つ状況だったため、これまで整備したシェルターでは不足があるということで、設置の検討を進めていました。しかし、財政上の事情等で対応が難しかったことから、当センターへ相談、設置要望が出されました。
  その要望を受け、当センターの海運振興関連施設整備事業として、日本財団の離島活性化事業の一環としての支援と助成を受け、今般、風雨防止用通路シェルターを6基製作し、串木野新港へ2基、里港へ4基を無償提供することとし、引渡しを行ったものです。

  今回設置されるシェルターは、これまで設置したシェルターに比べ高さが20cm高く製作しており、体格が良くなってきている現代において利用者にとって優しい作りとなっています。
  引渡式の後のシェルター見学では、参加した関係者の方からは「日本財団と九州運輸振興センターのお蔭で設置できた」、「高さなど規格も良くなっており利用者にとっても優しく出来ており有難い」、「高齢者も多く、日除け雨よけに大変助かる」等のお礼の言葉を沢山頂きました。





第20回海事振興セミナー 報告
2019/06/17

                   海事観光の新たな取組みに期待し応援
                 ― 第20回海事振興セミナーを開催しましたー

  (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成による「第20回海事振興セミナー」を、国土交通省海事局総務課長の松本勝利氏を講師にお迎えし「海事観光の戦略的推進について」をテーマに、令和元年6月10日(月)、福岡市において開催いたしました。

  今回のセミナーは、官民一体となって観光先進国に向けて取組みを進める中、特に離島航路や海事産業が多い九州において、海事分野での取組みが地域活性化に繋がることの理解をいただくとともに積極的な取組みへ繋がることを目的に企画・開催いたしました。

  講演では、国の観光施策の方向性が説明された後、海事分野での取組みを加速化するため国土交通省海事局で取りまとめられた「観光先進国の実現に向けた観光の戦略的推進について」の解説がされました。
  また、既に取組まれている具体的な他地域の事例や九州の事例である、@「ねこのしま」で有名な相島〜新宮航路のインバウンド旅客の誘客に向けた取組み、A「島原〜三池航路」の運航情報を経路検索サービス会社に提供する取組により利用客が増えた事例、B海の駅を活用しマリンレジャーの拠点として活用やマリンスポーツや海洋学習を通じて海への親しみを持ってもらう「九州UMI(うみ)アカデミー」の取組み、Dプレジャーボートのモデルルートとしての「マリンチック街道」などが紹介されました。

  最後に、日本には離島航路が多く住民にとっては重要な交通手段であるが、居住人口が少なくなる中で航路維持が非常に難しい時代になってきている。一方で外国からの旅行者が増えており、離島航路にとっても、このインバウンド需要を取組むことが重要であると考え「海事観光」に取組んでいる。インバウンド客をターゲットに船に乗りたくなる環境を作り出して行きたい、新しい取組みを考えている地域、事業者と一緒に取組んでいきたい、と締めくくられました。

  今回の海事振興セミナーには92名の方に参加いただきました。参加された方からは「海事の特性を生かし観光ルートを関係者と検討し、提供できるよう頑張りたい」、「海事事業者だけでは難しいと感じていたが連携の大切さが理解できた。新たな取組みを考えて行きたい」など積極的な意見がありました。





2019(令和元)年度懸賞論文募集のお知らせ
2019/06/17

        九州圏の交通運輸・観光の発展につながる研究論文を募集します
 
 (公財)九州運輸振興センターは、日本財団の支援と助成を受け、九州圏における交通運輸・観光事業の発展及び地域経済社会の活性化に寄与することを目的に、以下の内容で「懸賞論文」を募集致します。

○募集の趣旨
 本研究論文は、次世代を担う方たちの叡智を通じて、新たな切り口を発掘し、九州圏など(九州7県及び山口県)における交通・観光産業の一層の発展と地域社会の活性化に寄与するために実施するものです。

○テーマ等
 上記趣旨に沿ったもので、交通運輸・観光に関するもので、「創造性、独自性、発展性に富んだ提案・提言」を求めます。

○応募資格
 大学等(短期大学を含む。)の学生及び院生で、締切日における年齢が満35歳未満の方とします。なお、応募資格を有する方による共同執筆も可能になっております。

○応募方法
 応募は、当センターが指定した様式により作成された論文と当該論文のPDFを電子メールで送信して下さい。なお、応募方法の詳細等につきましては、当センターホームページ「懸賞論文募集」内の「2019(令和元)年度(公財)九州運輸振興センター懸賞論文募集要項」をご覧下さい。

○応募締切
 2019年10月31日(木) 必着

○応募の取扱い
 最優秀論文1編、優秀論文若干編を決定いたします。
 審査は、当センターに設置した懸賞論文審査委員会(大学の先生4名、九州運輸局観光部長、当センター会長が指名する理事の計6名の審査員で構成)で厳正に審査致します。
 なお、最優秀論文は当センターホームページ及び当センター機関誌「九州うんゆジャーナル」に、優秀論文は同ホームページ(九州運輸ジャーナルには要旨のみ。)に掲載するとともに論文内容に関係する地方自治体、関係業界団体等へ送付し、行政施策や業界活動等の参考にして頂くことにしています。

○表彰
 最優秀論文賞 副賞10万円(1編)
 優秀論文賞 副賞 5万円(若干編)

○問合せ等
 問合せは、(公財)九州運輸振興センター TEL 092−451−0469 (福山・西井)へ又は当センターホームページの「お問合わせ」フォームからお願いします。 





第20回海事振興セミナーのご案内
2019/05/14

                   第20回海事振興セミナー 開催のご案内

  この度、(公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成を受け、第20回海事振興セミナーを下記のとおり開催することに致しました。

  我が国では『観光先進国』への新たな国づくりに向け、『明日の日本を支える観光ビジョン』を策定(2016年3月30日)し、『世界が訪れたくなる日本』を目指し、官民一体となって取り組んでいます。
  当該ビジョンに位置づけられた2020年の「訪日外国人旅行者4,000万人、消費額8兆円」等の目標達成を来年に控え、海事観光分野においても観光先進国実現に向け、多面的な取組みの更なる強化が求められているところです。
 
  こうした状況を踏まえ、本年3月末、国土交通省海事局に設置された「海事観光戦略推進本部」において、海事観光のポテンシャルを最大限に引き出す観点から、地方誘客や消費拡大への貢献をはじめ、重点的に進める取組事項等が取りまとめられました。
  今回は、国土交通省海事局総務課長の松本勝利氏を講師にお招きし、このとりまとめの内容を中心とした「海事観光の戦略的推進について」をテーマにご講演いただきます。

  本セミナーは、海事産業に関係する皆様にとって大変有益、有意義なものであり、今後の活動等のお役に立つものと確信しておりますので、是非とも多くの皆様にご参加いただきたく存じます。

                              記

日 時 : 令和元年6月10日(月)13:30 〜 15:00

会 場 : オリエンタルホテル福岡 博多ステーション(旧:ホテルセントラーザ博多)
       3階 オリエンタルボールルーム山笠
       福岡市博多区博多駅中央街4-23  TEL 092-461-2091

講 師 : 国土交通省 海事局 総務課長 松 本 勝 利 氏

テーマ : 海事観光の戦略的推進について

     【松本 勝利(まつもと かつとし)氏 プロフィール】

       1966年生 千葉県出身 東京大学法学部卒
       1990年 4月 運輸省入省
       関東運輸局運航部港運課長、国土交通省鉄道局総務課鉄道企画室専門官、大臣官房文書課
       専門官、大臣官房総務課専門官、内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)付参事官
       補佐、海事局企画課国際海上輸送企画官、総合政策局交通計画課地域振興室長等を経て 
       2012年10月 国土交通省 大臣官房 参事官(鉄道)
       2013年 7月  海上保安庁 総務部 国際・危機管理官
       2015年 7月  国土交通省 総合政策局 安心生活政策課長
       2016年 7月  (独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 総務部長
       2018年 7月  国土交通省 海事局 総務課長  現在に至る

参加者 : 約100名(参加無料)

参加申込 : お電話をいただくか、または当センターホームページのお問合せフォームにて、通信欄に
        「海事振興セミナー参加希望」と明記して、会社名・住所・電話番号・参加される方の
        役職名及びお名前を記入の上、令和元年6月7日(金)までにお申込み下さい。

★お問合せ先
  公益財団法人 九州運輸振興センター
  TEL 092-451-0469  FAX 092-451-047





平成30年度懸賞論文授賞式について
2019/02/22

                   平成30年度懸賞論文受賞者について(報告)

 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成を受け、大学・大学院における交通経済及び観光に関する研究を促進するとともにその研究成果を交通運輸・観光産業に活かすことにより九州圏内の交通運輸・観光並びに地域社会の活性化に寄与することを目的として、毎年、懸賞論文の募集を実施しています。

  本年度の募集には、九州及び関東の大学から8編(公共交通関係1編、航空関係2編、鉄道関係1編、物流関係1編、観光関係3編)の応募がありました。応募論文につきましては、当センターに設置した学識経験者4名、行政1名、当センター理事の6名からなる懸賞論文審査委員会において、厳正な審査の結果、以下の通り最優秀賞1編と優秀賞1編を決定し、平成31年2月19日(火)に福岡市のホテルにおいて、授賞式を行いました。
 
最優秀賞受賞者  九州産業大学商学部観光産業学科 藤田友梨香様
            テーマ:福岡県八女市における古民家再生とまちの活性化に関する現状と課題

優秀賞受賞者   西南学院大学商学部商学科 山崎竣平様
            テーマ:新幹線貨物の提言

  授賞式では、竹島会長から主催者挨拶を行った後、最優秀賞受賞者である九州産業大学の藤田友梨香様へ、優秀賞受賞者である西南学院大学の山崎竣平様へ、今回の受賞を讃え、賞状と副賞が手渡されました。
  続いて、受賞者お二人から受賞への謝辞と論文作成での苦労話などの披露があり、その後、竹島会長を囲んで記念写真撮影を行いました。

  この2編については、当センターホームページに掲載するとともに当該論文を活用して頂くために関係地方自治体や関係業界団体へ送ることにしております。





平成31年新春講演会 報告
2019/02/01

                「物流効率化は荷主、運送会社等が対等に話し改善を」
                  −宮崎市で平成31年新春講演会を開催しました−

 (公財)九州運輸振興センターと(一社)宮崎県トラック協会では、日本財団の支援と助成により、平成31年1月28日(月)、宮崎市において、「平成31年新春講演会」を開催しました。
  講演会では、講演に先立ち、九州運輸振興センター理事・講演会等実行委員長の大黒伊勢夫(西日本鉄道(株)取締役常任監査等委員)と宮崎県トラック協会会長の牧田信良((株)マキタ運輸社長)から主催者挨拶、九州運輸局長の下野元也様より来賓挨拶がありました。

  講演は、第1部で、住友ゴム工業(株)のグループ会社でグループ内の物流業務を展開する、SRIロジスティクス(株)宮崎センター長の木下等氏により「ドライバー拘束時間の三位一体改善活動」をテーマに、住友ゴム工業(株)宮崎工場で生産される製品等の輸送に際して、荷主、倉庫業者、運送業者が連携してトラックの積込指定時間の導入によるトトラックドライバーの拘束時間短縮等の取り組みについて講演頂きました。

  講演では、課題解決の鍵は待機時間の短縮であるが、業界では不可能と認識されていたことから、荷主主導により積込拘束時間(入門⇒積込⇒出門)を目標2時間以内に設定し、荷主、倉庫、運送業者が対応する際の問題点や対策等を明らかにし、情報共有することで取り組みを進めた結果、取り組前に平均5時間であった積込拘束時間が取り組後約6ヶ月で目標を達成した。積込のための待機時間も平均3時間強であったものが20分程度に短縮できたとの報告がされ、最後に、荷主が考え方を変えなければ、改善は進まない。その為に、物流業界の現状の課題、将来展望について関係者全てが共有することが不可欠で、改善の出発点でもある。また、運送会社からも改善要請を具体的に要求していくべきで、そのためには荷主、倉庫、運送会社が対等に話し、改善していくことが必要である。と説明されました。

  第2部では、霧島酒造(株)SCM部副部長の津曲雄氏により「霧島酒造の物流」をテーマに、焼酎売上高が日本一となる中で、全国への販路の拡大に伴って物流面での改善の取り組みを講演いただきました。

  講演では、当初は路線便で販売店に展開していたが、全国展開が増えることに伴い全国8か所のDS(在庫型物流センター)設置、そこからの販売店への展開、製品増産に伴って本社製造工場と物流センターの分離、運送におけるパレットのオーバーハングを解決するための積み付けの「パターン化」、ラップマシーンの導入やQRコードの導入による「時間短縮」、長いスパンでの出庫計画やEメールを活用した情報共有など「情報開示」の取り組みが紹介されました。
  最後に、自社の生産体制の平準化を図りつつ、一方で協力会社にとっても良い形で改善が出来るよう取り組んでいく。そのため、「三方よし+α」の考えのもと、当社、お客様、社会+運送会社に支持いただける取り組を進め、消費者の皆様にときめきのある商品を届けしたい。と結ばれました。

  当日は、参加者にとっては避けて通れない物流効率化の取り組みや地元企業の取り組み事例の講演であったことから、定員100名を大幅に上回る約130名の皆様に参加頂き、大変有意義な講演会となりました。





物流効率化シンポジウム in 大分 報告
2019/01/25

                   物流効率化シンポジウムin大分を開催
                −RORO船を活用した物流効率化の展望を探る−

 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成による「物流効率化シンポジウムin大分」を、国土交通省九州運輸局及び大分県との共催により、平成31年1月22日(火)、大分市において開催いたしました。
  このシンポジウムは、労働力人口の減少によるトラックドライバー不足や長時間労働の改善のため「RORO船」を活用した物流効率化を推進するために開催したものです。

  基調講演では、三菱造船(株)の森主席技師から、RORO船へのモーダルシフト促進のためには、運送コスト競争力強化、運送スピード競争力強化を求められる運送会社と大型化・高速化・省エネ化やライフサイクルコスト最小化を求められる船主、さらには船舶を建造する造船所が協力し良い船を造ること。造船所においては船主等の要望を最大限に応えるため設計、建造技術力の向上や新技術導入を図っていく努力を続けていく必要がある。また、港湾整備にあたっては競争力に優れたRORO船を生むために、公共岸壁の水深や陸上架道橋の整備など港湾・海事の連携した取り組みも大事であるとの説明がありました。

  大分県の取り組紹介では、平成29年3月に策定された大分県の施策として推進されている「九州の東の玄関口としての拠点化戦略」の策定の背景、目的、施策等の説明がされました。大分のRORO船航路状況やRORO船基地である大分港は東九州自動車道ICから7.3kmに位置し、九州各都市への道路網が充実しており、地域高規格道路「中九州横断道路」の整備中といった優位性があるとの説明とともに、RORO船の利用を促進するため、官民一体となった利用促進協議会を設置し取り組み、ポートセールスのためのセミナーの開催や大分県独自によるRORO船利用助成事業の紹介がされました。

  物流効率化取組事例の紹介では、センコー(株)の殿村東九州車両支店長より、本州⇔九州間における長距離最適輸送モードの確立の取り組の説明と今後の長距離輸送のあり方として、東京、大阪それぞれにドライバー・トラックを充て長時間の拘束時間を要している。そこで大分に広域輸送網の中心となる物流ハブ機能を設け、九州各地の発地から大分港まではトラック輸送とし、ハブで仕分け、積替え、複数社の荷物を集約して幹線密度を上げ、船舶での無人輸送への変換することで幹線部分の輸送時間の短縮やドライバーの拘束時間削減につなげていくことが必要。また、関西、関東から九州向けの貨物についても大分のハブを活用した輸送により改善を図る。長距離輸送の長時間労働を解決するためには幹線部分の陸送から無人航送への転換が有効であり、無人航送をさらに進化させるには広域輸送網の中心となるハブ機能が必要不可欠であると説明がありました。

  パネルディスカッションでは、大分は、東九州道が暫定ではあるが全線が繋がり、さらに中九州で熊本までの幹線道路の整備が進み、広域に貨物が集荷できる地域となっているので、関西、関東からの貨物も期待でき、ポテンシャルのある地域で期待も大きい。色々課題もあるが、RORO船各社とも船を増やし積極的に供給体制を変えて行くことを考えている。コストが下がり性能が良くなる船が出てくる。トライアルも含めてモーダルシフトを進めて行ければと考えている。
  大分でのRORO戦を使ったモーダルシフトの取り組を盛り上げていただきたいとのまとめがありました。

  今回の「第63回九州運輸コロキアム」には、観光事業者、経済団体、行政などを中心に幅広い関係者に参加いただき、140人の参加人数となりました。
  参加された皆様には、今後の取り組みなどに参考になる有意義で貴重なものとなりました。





平成31年新春講演会の開催について
2018/12/25

                        平成31年新春講演会のご案内

  この度、(公財)九州運輸振興センターと(一社)宮崎県トラック協会では、物流効率化に関する取組み事例を講演頂く「平成31年新春講演会」を、宮崎市において開催します。

  物流は、経済活動や国民生活になくてはならない社会インフラと位置付けられていますが、一方で、少子高齢化に伴う労働力人口の減少による人材不足、長時間労働をはじめとする労働環境改善への対応など多くの課題を抱えています。
  このため、我が国の物流機能を維持させるにあたっては、多様な関係者が適切な役割分担を持ち、流通業務の省力化を促進していくことが求められており、行政や物流業界等においてその取組みが積極的に行われているところです。

  そうした中、物流事業者の具体的な取組み事例として、第1部では、SRIロジスティクス(株)宮崎センター長の木下等様に、第2部では、霧島酒造(株)SCM部副部長の津曲雄様に、物流現場の改善を図る取組み事例をご講演頂きます。
  いずれも、今後の物流現場の効率化、改善の取組みを考えておられる皆様にとってヒントとなる取組みであり、関係者の皆様には大いに参考になるものと考えております。
  多忙の折ではございますが、多くの方にご参加頂きますようご案内申し上げます。

                               記

日 時  平成31年1月28日(月) 13:30 〜 15:30 (13:00開場)

会 場  宮崎観光ホテル 東館 3階 翠耀
       宮崎市松山1−1−1  TEL 0985−27−1212 (代表)

<第1部>
 講 師  SRIロジスティクス(株)宮崎センター センター長  木 下  等 氏

 テーマ  「ドライバー拘束時間の三位一体改善活動」

 【木 下 等 (きした ひとし)氏の略歴】
   1977年 住友ゴム工業(株)入社
   タイヤ設計部、実験部、宮崎工場(品質管理・製造担当)、名古屋工場(品質管理 等)、新車技術部
   (トヨタ・他の品質保証を担当)
   2014年 SRIロジスティクス(株)へ出向、宮崎センター長  現在に至る

<第2部>
 講 師  霧島酒造(株) 営業本部 SCM本部 SCM部 副部長  津 曲  雄 氏

 テーマ  「霧島酒造の物流」

 【津 曲 雄(つまがり たける)氏の略歴】
   1994年 霧島酒造(株)入社
   業務改善室(現:経営計画室)にて、販売管理システムの導入(販売系基幹システムの統合)・
   運用支援及び各種データ分析、原価管理等に取組む。その後、目標管理制度の導入、運営に
   おいて中心的な役割を担う。のち3年間の営業本部東京支店勤務
   2016年 SCM本部新設に併せ着任 現在に至る


参加者  約100名(参加無料)

参加申込  お電話をいただくか、または当センターホームページのお問合せフォームにて、通信欄に
        「新春講演会参加希望」と明記して、会社名・住所・電話番号・参加される方の役職名及び
        お名前を記入の上、平成31年1月25日(金)までにお申込み下さい。

★お問合せ先
  公益財団法人 九州運輸振興センター
  TEL 092-451-0469  FAX 092-451-0474







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