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第61回九州運輸コロキアムの開催について
2017/09/08

                       第61回九州運輸コロキアムのご案内

  この度、(公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成による「第61回九州運輸コロキアム」を鹿児島市において下記により開催致します。

  今回は、鹿児島県内の観光振興に積極的に取り組んでおられる、鹿児島県観光プロデューサーの古木圭介氏を講師にお迎えし、「観光〜過去・現在・未来」と題してご講演頂くことになりました。
  日本の産業おいて「観光」は過去にあまり重要視されてきていませんでした。しかし近年、アジアの新興国の台頭により、日本の産業であった重厚長大産業は次第に影を潜め、輸出による産業構造が変わりつつあります。そのため、政府は外国人による訪日観光客増大に伴う経済効果を高める政策に力を入れており、現在、当初の予想をはるかに上回る勢いでインバウンド客が増加しています。
  しかし、将来の日本の観光がどうなるのかはまだまだ未知数であり、特に少子化により人口減少が進む大都市以外の地域において「観光」への取り組みをどうするのか、大きな課題となっています。

  当講演では、50年あまり観光に携わってきた経験をもとに、鹿児島再建を考え、知事や関係者に提言を行っているその一端を、お話し頂けることとなっています。
  九州運輸コロキアムは交通・運輸・観光の最新の諸課題について講師にご報告いただき、参加者を交えた討議を行うことにより、参加者全員がテーマについて理解を深めてゆくことを目的としています。 
  多くの関係者の皆様のご参加をお待ちしています。
 
                                 記

日 時 : 平成29年10月6日(金) 13:30 〜 15:30

会 場 : ホテル セントコスモ 2階 楠
         鹿児島市山之口町2−7  TEL 099−224−3211

講 師 : 鹿児島県観光プロデューサー 古 木 圭 介 氏

     【古木圭介(こぎ けいすけ)氏プロフィール】
      昭和18年1月生まれ 鹿児島県出身 昭和42年3月拓殖大学卒業
      昭和42年4月  潟Oローバルユースビューロー入社 現在 非常勤取締役
      平成4年1月〜平成4年6月  南国興産梶E知覧カントリークラブ 常務取締役
      平成4年7月〜平成12年8月 鹿児島サンロイヤルホテル 専務取締役総支配人
      平成21年7月〜平成25年9月 肥薩おれんじ鉄道梶@代表取締役社長
      平成26年2月〜平成29年9月 九州旅客鉄道梶@旅行事業本部担当部長
      平成26年4月〜          NPO法人鹿児島グルメ都市企画(屋台村) 理事長 現在に至る
      平成29年7月〜          鹿児島県観光プロデューサー 現在に至る
    
テ−マ : 「観光 〜 過去・現在・未来」

参加者 : 約70名(参加無料)

参加申込 : お電話をいただくか、または当センターホームページのお問合せフォームにて、通信欄に
         「コロキアム参加希望」と明記して、会社名・住所・電話番号・参加される方の役職名及び
         お名前を記入の上、平成29年10月4日(水)までにお申込み下さい。

★お問合せ先
  公益財団法人 九州運輸振興センター
  TEL 092-451-0469  FAX 092-451-0474






第60回九州運輸コロキアム 報告
2017/09/06

                  たくましく日本を支え進化する「内航未来創造プラン」
                  
                  −国土交通省海事局内航課長 飯塚秋成氏が講演−

 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成による「第60回九州運輸コロキアム」を、国土交通省海事局内航課長の飯塚秋成氏を講師にお迎えし「内航海運の活性化に向けて 内航未来創造プラン〜たくましく 日本を支え 進化する〜」をテーマに、平成29年9月4日(月)、福岡市において開催いたしました。

  内航海運業界は、船舶や船員の高齢化、事業者の大半が脆弱な中小事業者など多くの課題を抱えていることから、国土交通省では昨年4月に内航海運事業者、荷主団体、学識経験者などで構成する「内航海運の活性化に向けた今後の方向性検討会」を発足し、1年3月をかけ検討が進められ、今後概ね10年後を見据えた内航海運が目指すべき将来像として、「内航未来創造プラン 〜たくましく 日本を支え 進化する〜 」としてとりまとめ、本年6月30日に公表されたことから、内航海運業をはじめ多くの海事産業に携わっている方々の今後の取り組みの一助となるよう企画しました。

  今回の講演では、@我が国の国民生活や経済活動を支える基幹的輸送インフラであり、減少傾向にあった輸送量は近年わずかながら上昇傾向にある。A産業構造は荷主企業−オペレーター−オーナーの専属化・系列化が固定化し、事業者の99.6%は中小企業で事業基盤は脆弱である。B「船舶の高齢化」「船員の高齢化」の「2つの高齢化」という構造的課題がある。CCO2削減等の観点から、更なるモーダルシフトの推進が求められている。といった内航海運の現状・課題が報告されました。
  次に、こうした状況を踏まえ、国土交通省が昨年4月に内航海運事業者、荷主団体、学識経験者などで構成する「内航海運の活性化に向けた今後の方向性検討会」を発足し、1年3月をかけて検討を進め、今後概ね10年後を見据えた内航海運が目指すべき将来像として「安定的輸送の確保」、「生産性向上」の2点を軸として位置付け、その実現に向け、「内航海運事業者の事業基盤の強化」、「先進的な船舶等の開発・普及」、「船員の安定的かつ効果的な確保・育成」「その他の課題への対応」について具体的施策が盛り込まれた「内航未来創造プラン 〜たくましく 日本を支え 進化する〜 」を本年6月30日に公表したことが報告されました。

  最後に、内航海運業の将来像の実現のための具体的施策の説明では、
「内航海運事業者の事業基盤の強化施策」として、
@船舶管理会社を登録することにより、登録会社の統一的管理・評価が可能となり、事業基盤強化に有効として、平成30年度より運用開始予定の「船舶管理会社登録制度の創設」について早急に検討を進める。
A荷主、内航事業者双方への要望や共通の課題などの情報共有を図り、それぞれの事業者の取組や行政施策へ反映するための「安定・効率輸送協議会(仮称)」の設置。
B関係者の連携の強化を図り、具体的な取組の推進等を実施するため「海運モーダルシフト推進協議会(仮称)」を設置し、モーダルシフト船の運航情報等一括検索システムの構築・実証実験や先進的取組等に対する表彰制度を行う。

「先進的な船舶等の開発・普及施策」として、
@操船支援・自動化、機関故障の予知・予防、荷役等の船内業務の省力化等を実現するトータルなシステムとしての自動運航船の実用化を目指す。
A船舶管理登録事業者の管理船舶や労働環境改善船(仮称)、IOTを活用した先進船舶に対する金利低額措置等の優遇措置の導入を検討し、円滑な代替建造の支援を行う。
B省エネルギー効果、費用対効果を「見える化」することにより、省エネ投資の促進につなげる、内航船「省エネ格付け」制度を創設し、普及に努める。

「船員の安定的・効果的な確保・育成施策」として、
@専門教育の重点化、リソースの効率的・効果的活用、船員養成に関わるステークホル ダー 間の連携強化を図るため、船員教育体制の抜本的改革の取組を年内を目途にとり まとめる。
A499総トン以下の船舶における船員の確保・育成策として、499総トン以下の貨物船の居住区拡大による500総トン超えに対する安全基準の緩和の検討を進める。
 
「その他の課題への対応」として、
@内航海運暫定措置事業の関係では、借入金の弁済が順調に進み平成35年度より前倒しで終了する可能性もあり得ることから、具体的な影響、事業者の意見等を把握し、課題や国の対応について検討する。
A燃料油の硫黄分の濃度規制への対応として、「燃料油環境規制対応方策検討会議」「燃料油環境規制対応連絡調整会議」で検討を進め、検討結果を踏まえ関係者が連携しつつ規制の円滑な実施に向けた必要な対応方策を推進する。
といった内容が紹介され、この施策を推進するため行政、業界など関係者が一体となって取り組んでいくことが表明されました。

  講演後の討議(意見交換)においては、参加されていた皆様から、「具体的な施策については、一定期間での評価などフォローアップが大切」「現在取り組まれている船員確保策を引続き推進して行くことが必要」「船舶管理会社の登録制度を十分に機能させるためには何らかの法的支援策が必要」など意見が出され活発な意見交換の場となりました。

  今回のコロキアムは、内航海運事業者、造船事業者、港湾運送事業者をはじめとする多くの海事産業事業者に加えトラック事業者、地方自治体などの交通事業に関りを持つ方々等約130名が参加(当初70名予定)されましたが、参加された皆様には今後の取組みなどに大変参考になる非常に有意義かつ貴重なものとなりました。





海と日本プロジェクト第2弾 「空より美しい海でキャンプ!」 報告
2017/08/23

              内陸部の子ども達が海に親しみ楽しい思い出を作りました

           〜海と日本プロジェクト第2弾 「空より美しい海でキャンプ!」を実施〜

 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成を受けて、海と日本プロジェクトのイベントとして実施している「海・船・島の魅力再発見プロジェクトin平戸」の一環で、先に実施した「船で遊ぼうin平戸」に続き、第2弾として平成29年8月8〜9日に、遠浅の美しい海が広がる平戸市根獅子浜において「空より美しい海でキャンプ!」を、根獅子集落機能再編協議会と大宰府アートのたねとの協働により実施しました。

  先日、日本財団の「海と日本」に関する調査で「若者(10歳代)の4割が海に親しみをあまり感じない」など若年層ほど海離れの現状であるなどの調査結果が発表されるとともに、このような状況を踏まえ「実地体験の海の学びの場の提供」や「地域の特色を生かした地域性を活かしたプログラムの展開」などが必要との提言が行われたところです。
  当センターでは、このような現状の改善等をめざし、次世代を担う小中学生を中心に海洋国日本の存在とその重要性の意識向上に寄与するための活動などを行っていますが、今般、その活動の一環として、普段、殆ど海に接することがない内陸部の子ども達が海に接し、海の良さを実際に体験してもらうことで海への親しみを持ってもらうとともにこれを通じて日本が素晴らしい海の囲まれた海洋国日本であることを認識してもらうために、内陸部の子どもとその父兄を対象に、空より美しいと言われる根獅子浜の海を臨む浜辺において、海に親しみ、また海に来たくなるような様々な活動を行う、キャンプを実施しました。

  今回のキャンプは、海に接する地域であっても海離れが進む中で、日頃海に接することのない地域である福岡県の内陸部(太宰府市を中心)の子どもやその父兄47名が参加し、BG財団のボランティア活動での協力によるカヌー体験、地元根獅子集落の方々に教えて頂きながらの浜辺での魚釣り・素潜りなどの海洋体験や浜辺での火おこし体験、地元の皆さんの用意したソーメン流しなどを、また、サバイバルキャンプと銘打ち、夜は浜辺でテントを張り、浜辺からの透き通った空を眺めながら寝袋で寝るなど通常ではすることのできない貴重な体験を満喫してもらいました。

  キャンプに参加した子供たちからは「砂浜が広いし海が綺麗でびっくりした」、「初めてカヌーで遊んだのが楽しかった」、「あまり釣れなったけど、また釣りに来たい」、「手伝ってもらったけど素麺流しの器を自分で竹を切って造れて嬉しかった」などの声が聞かれ、また、その父兄からも「親子で自然に触れる機会が少ないのでいい機会になった」、「子供が楽しく遊ぶ姿を見ると嬉しいですね」「器づくりや押し寿司つくりなど、この地域に来ないと出来ない貴重な体験が、地元の皆さんと一緒に体験できたのが素晴らしかった」などお礼と感謝の声にあわせ、このような試みは子供たちに海の楽しさ・親しみを覚えさせるものであり、今後も是非とも続けて欲しいとの強い要望がありました。
 
  今回のキャンプは、当センター、地元地域おこし団体の根獅子集落機能再編協議会、福岡都市圏で活動する大宰府アートのたねが連携、協働し、また平戸市などの行政の協力を得ながら実施したもので、日頃接触の少ない臨海部と内陸部とが海を通じた交流を図りながらの海の啓発促進につながるものとなりました。
  今回のキャンプが、参加した子供とその父兄の方たちが海に親しみ、海の素晴らしさなどを知ってもらうとともにその素晴らしさが、口伝てにより広く周りの子どもや父兄などに伝えられることにより、より多くの人に海の素晴らしさ、ひいては、わが国が四面海に囲まれた海洋立国であることの啓発促進に繋がるものと大いに期待しています。

  当センターとしても、このような活動を含め、今後も引き続き海の広報啓発のための活動を積極的に行って行くことにしています。
  なお、今回のイベントへ参加者した子ども達とその父兄にはこれを通じて、その後の海洋産業への関わりを持つことに期待するところです。





平成29年度簡易待合所の引渡式について
2017/08/10

                鹿児島県三島村へ離島で使用する簡易待合所を無償提供

 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の離島活性化事業と連携し、同財団の支援を受け、鹿児島県三島村硫黄島の硫黄島港に設置する簡易待合所を製作し、8月2日、鹿児島市において当センター専務理事の福山二也から三島村の大山辰夫村長へ引渡しを行いました。

  鹿児島県三島村は、鹿児島県本土の南方に40キロメートルから50キロメートル離れた海上に位置する竹島・硫黄島・黒島の三島に約400名の方が生活しています。
  この3島へはライフラインであるフェリーみしまが、唯一の交通、輸送機関として生活物資の輸送や島民の足として、鹿児島市との間を週4便運航しています。
  島民の方はこのフェリーみしまを利用し鹿児島市の病院へ通うなど九州本土への移動を行っていますが、これら3島は外海の厳しい気象・海象条件の中にあり、その待合所は、荒天時等に備えフェリーの接岸場所から遠く離れた場所に設置されています。
  このため、荒天時でない時には、利用者はフェリーの接岸場所近くに行き、真夏の炎天下では強烈な日射を浴びながら、また、ときには雨の日や風の日に風雨にさらされて乗船を待つ状況にあり、特に高齢者等は待合所から乗船場所への移動に時間を要するためこの傾向が強かったことから、島民、特にお年寄りから簡易待合所の設置が強く求められていました。

  三島村役場では、その設置について検討を進めていましたが、財政上の事情等で設置できなかったことから、当センターへ相談、設置要望が出されたところです。
  その要望を受け、当センターの海運振興関連施設整備事業として、日本財団の離島活性化事業の一環としての支援と助成を受け、今般、3島の一つである硫黄島(硫黄島港)へ設置する簡易待合所を製作し、無償提供することとし、引渡しを行ったものです。

  引渡しの場では、この簡易待合所の設置により、島民を始めフェリー利用者の方々のフェリー待ちの厳しい時間を少しでも快適に過ごすことができると、島民や三島村役場などの関係者から、日本財団と当センターへの感謝とお礼の言葉がありました。





海と日本プロジェクト 「船で遊ぼうin平戸」 報告
2017/08/08

               平戸の島々の周遊と散策、フェリーへの落書きなどをして
               子ども達が海や船に親しみ楽しい海の思い出を作りました

               −海と日本プロジェクト 「船で遊ぼうin平戸」を実施−

 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成を受け、海と日本プロジェクトのイベントとして「船で遊ぼうin平戸」を実施しました。
  近年、国民の海離れが進んでいますが、このような中、海に親しみ育った島の子どもたちでさえも海離れ・島離れが急激に加速しているところです。また、海との関わりにより栄えた地方都市においても人口減少が進んでいます。

  このような背景のもと、島が多く存在し古の時代から大陸や海との深いつながりで発展してきた平戸市においても同様の傾向にあることから、次世代を担う子どもたちが海や海の生業や文化に触れ、島の楽しさ・素晴らしさを再発見してもらいことを目的に、地元の子供やその父兄を中心に平戸の海・島・船の魅力を再発見してもらうために、地元の離島航路に就航している(有)竹山運輸のフェリ−を活用した「島をたんけん、船にらくがきしてみよう」をキャッチフレーズに「船で遊ぼうin平戸」を7月23日(日)と8月5日(土)の2日間、実施し、平戸の島々を巡るとともに島に上陸しての散策、探検を行いました。
 
  フェリー船内では、地元漁協の方による地元でとれる魚の説明と、とれた大きな魚の解体や、ドイツ製の環境にやさしいチョークを使ってフェリー船体への魚や船などを落書き(わが国初と思われます。)し、また、地元ボランティアの方のガイドにより、世界遺産候補として挙がっている「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連の平戸の聖地と集落(中江ノ島)の周遊を始め海上から平戸市沿岸の素晴らしい史跡や景観・景色を眺めるクルーズを満喫しました。
  また、平戸島や平戸市の離島である「度島(たくしま)」と「的山大島(あづちおおしま)」へ上陸し、地元の子ども達とフェリーから上陸した子供たちが一緒に岸壁へ落書きをし、また、島のボランティアガイドの方の案内で島の散策、探検を行い、島の歴史等を学びしまの魅力の発見をしました。
 
  今回のイベントは、九州運輸局、平戸市、地元地域おこし団体・根獅子集落機能再編協議会、佐世保旅客船協会、(有)竹山運輸などの官民が連携し、かつ、多くの関係者をメンバーとする「海・島・船の魅力再発見プロジェクトin 平戸協議会」で検討を進めながら連携、協働して、また、地元の漁業組合、しまに住む地域おこし活動者の方を始め多くの方々の支援と協力を受けて実施しましたので、平戸地域全体を挙げてのイベントとなりました。
 今回のイベントが、地元の海、島への関心の機運を盛り上げ、また、離島に欠かせない航路の重要性の認識を深めることになりましたので、今後の引き続きでの地域全体で取り組む海の啓発活動に繋がり、また、地域おこしの原動力となることを確信しています。
当センターとしても、引き続きこれをはじめとして海の広報啓発のための活動を積極的に行って行くことにしております。
  なお、今回のイベントへ参加者した子ども達とその父兄にはこれを通じて、海の素晴らしさなどを知って頂き、その後の海洋産業への関わりを持つことに期待するところです。





第60回九州運輸コロキアムの開催について
2017/07/28

                      第60回九州運輸コロキアムのご案内

  この度、(公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成による「第60回九州運輸コロキアム」を、福岡市において下記により開催致します。

  内航海運は、国内貨物輸送の44%、産業基礎物資輸送の約8割を担う我が国の基幹的輸送インフラであり、地方創生や災害発生時等の代替輸送にも重要な役割を果たしています。
  しかし一方で、船舶や船員のいわゆる2つの高齢化、事業者の大半は事業基盤が脆弱な中小事業者、CO2削減等の環境問題への対応など多くの課題を抱えている現状があります。
  こうした状況から、国土交通省では昨年4月に内航海運事業者、荷主団体、学識経験者などで構成する「内航海運の活性化に向けた今後の方向性検討会」を発足しました。約1年に渡り検討が進められ、その成果を「内航未来創造プラン 〜たくましく 日本を支え 進化する〜 」としてとりまとめ、本年6月30日に公表しました。本プランには、今後概ね10年後を見据えた内航海運が目指すべき将来像を「安定的輸送の確保」、「生産性向上」の2点を軸として位置付け、その実現に向け、「内航海運事業者の事業基盤の強化」、「先進的な船舶等の開発・普及」、「船員の安定的かつ効果的な確保や育成」等について具体的施策が盛り込まれています。

  今般、国土交通省海事局内航課長の飯塚秋成氏を講師にお招きし「内航海運の活性化に向けて 内航未来創造プラン 〜たくましく 日本を支え 進化する〜 」と題してご講演頂きます。 
  当講演は、業界の皆様や行政など多くの関係する方々が業界変革に取り組まれている現状において、長期的視点での産業政策であり時宜を得た大変有意義で参考になるものと思っております。是非とも多くの皆様にご参加頂きたく存じます。

                              記

日 時 : 平成29年9月4日 (月) 13:30 〜 15:30

会 場 : ハイアット・リージェンシー・福岡 リージェンシーT
         福岡市博多区博多駅東2−14−1 TEL 092−412−1234(代)

講 師 : 国土交通省海事局 内航課長 飯 塚 秋 成 氏

     【飯塚秋成(いいづか あきなり)氏プロフィール】
      1970年生 東京都出身 1993年 東京大学法学部卒
      1993年04月 運輸省入省 運輸省運輸政策局政策課、関東運輸局運航部港運課長、国土交通
      省総合政策局観光部観光地域振興課課長補佐、住宅局住宅総合整備課マンション管理対策室
      課長補佐、総合政策局 環境・海洋課課長補佐等の要職を経て
      2008年05月 在オーストラリア日本国大使館一等書記官
      2011年07月 国土交通省航空局航空交渉室長
      2012年10月      〃       国際企画室長
      2013年07月 東京大学特任准教授(航空イノベーション総括寄附講座)
      2015年07月 総務省地域力創造グループ地域情報政策室長
      2016年06月       〃     〃    地域振興室長(人材力活性化・連携交流室長併任)
      2017年07月 国土交通省海事局内航課長 現在に至る

テーマ : 内航海運の活性化に向けて 内航未来創造プラン 〜たくましく 日本を支え 進化する〜

参加者 : 約70名(参加無料)

参加申込 : お電話をいただくか、または当センターホームページのお問合せフォームにて、通信欄に
        「コロキアム参加希望」と明記して、会社名・住所・電話番号・参加される方の役職名及び
        お名前を記入の上、平成29年9月1日(金)までにお申込み下さい。

★お問合せ先
  公益財団法人 九州運輸振興センター
  TEL 092-451-0469  FAX 092-451-0474





第18回海事振興セミナー 報告
2017/06/30

               クルーズ王国九州のさらなる取組活動の推進に向けて
                 〜第18回海事振興セミナーを開催しました〜

 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成による「第18回海事振興セミナー」を、九州地方整備局港湾空港部長 堀田治氏を講師にお迎えし「九州におけるクルーズの動向について」をテーマに、平成29年6月23日(金)、福岡市において九州クルーズ振興協議会との共催により開催いたしました。

  クルーズ船の寄港は、地域経済へ大きな効果を与えることから日本全国でクルーズ船寄港誘致が積極的に行われています。特に九州は九州クルーズ振興協議会を始め、関係者の積極的な取組みやアジアに近いという地理的特性、豊富な観光資源を有すること等から  クルーズ船の寄港は極めて多くなっています。今後、一層のクルーズ船寄港誘致のため、関係者によるハード面、ソフト面でのさらなる整備・充実が進められていることから、今回のセミナーは、今後のこのような取組みに貢献することを目的に企画・開催いたしました。

 講演では、
〇世界やアジアのクルーズ人口が10年前に比べ急速な増加しており、日本においてもクルーズ船寄港回数が大きく伸び、特に九州の「博多港、長崎港、那覇港」が上位港を占め、クルーズ船による入国者数が増加の一途で、全国の7割が九州からの入国である。九州の特徴として2016年は港湾からの入国者数が空港からの入国者数を上回る結果となっており、2017年には欧米大手クルーズ船社のアジアへの大型船4隻の投入予定による、1,000回以上のクルーズ船の寄港予定、日本発着クルーズの運営が3社体制に確立し、色々な寄港地で乗下船できるクルーズや期間の長いクルーズ、などバリエーションが多くなっており魅力的になっているなどの現状報告がありました。

〇日本向けのクルーズマーケットの多くが中国、1週間以内の旅行行程であることから、九州・沖縄によらないツアーはわずか7%、九州はクルーズマーケットを担う重要な土地である。また、最近のクルーズの傾向として、買い物から自然・観光・アクティビティーでの体験など傾向が変わってきている。さらには、チャータークルーズにおけるランドオペレーターの問題やクルーズ船対応が今後もできる仕組みの検討の必要性。特に「おもてなし」や地元の名産品等の販売事例などの新たな取り組みの紹介や今後のクルーズ対応にあたって地元の関りの大切さ、国によるクルーズ拠点の整備に向けた様々な取り組みなども紹介されました。

〇最後に、課題と今後の展望として、日本、アジアのクルーズは黎明期から成長期に入っている。2020年頃までの成長期において日本を含むアジア地域のクルーズが完成に近づく。現在、新造船の投入など新たな動きもあることから、港湾の整備、旅行業関係制度などの受け入れ環境整備が大切。従来、港湾は物流に限られていたが、クルーズ船の入港などにより景色が変わり一般的な活用や観光資源としての活用、クルーズ船の入港による地域の国際化が進むなどの影響が出てくる。クルーズが成長することにより多角的、広域的に恩恵が受けられることが望まれると結びました。

  今回の海事振興セミナーは九州クルーズ振興協議会メンバーを中心にクルーズ振興等に関係される約140名が参加されましたが、参加された皆様には今後の取組みなどに大変参考になる非常に有意義かつ貴重なものとなりました。





平成29年度風雨防止用通路シェルターの引渡式について
2017/06/29

       長崎県小値賀町小値賀港ターミナルへ風雨防止用通路シェルターを無償提供しました
                        〜長年の望みがかないました〜


 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の離島活性化事業と連携し、同財団の支援を受け、長崎県小値賀町小値賀港ターミナルに設置する風雨防止用通路シェルターを製作し、その引渡式を平成29年6月27日、同港において開催しました。

  長崎県小値賀町小値賀島の小値賀港へは、博多港(福岡市)や五島列島(福江港等)とを結ぶ「博多〜青方〜福江航路」に就航する野母商船(株)「フェリー太古」が寄港していますが、同港の旅客ターミナル(待合所)から同フェリーが接岸する乗降場所とが遠く離れていることから、雨の日や風の日には風雨にさらされ、また、真夏の炎天下では強烈な日射を浴びながら乗船しなくてはいけない状況にありましたので、島民、特にお年寄りから風雨防止用通路シェルターの設置が強く求められていました。
  このため、小値賀町役場では、その設置について検討を進めていましたが、財政上の事情等で設置できなかったことから、当センターへ相談、設置要望が出されたところです。
その要望を受け、当センターの海運振興関連施設整備事業として、日本財団の離島活性化事業の一環としての支援と助成を受け、今般、風雨防止用通路シェルターを4基製作し、無償提供することとし、同港へ設置したものです。
  なお、今回のシェルターは、世界遺産登録候補を目指している教会を有する地域であることから、テントの色、日本財団のロゴマークの色や大きさなどに特に配慮したものになっています。
 
  引渡式は、国土交通省九州運輸局佐世保海事事務所長の野田義朗様、長崎県県北振興局長の松尾英紀様、小値賀町議会議長の立石隆教様を来賓にお迎えし、西浩三小値賀町長、谷良一副町長を始め同町関係者や幼稚園児を含む地元小値賀島住民などの関係者40名の方々の参加の下に、実施致しました。
  式典では、当センター福山二也専務理事から「日本財団の支援と多大な助成を賜り、風防止用通路シェルターを製作し、本日、引き渡す運びとなりました。これが雨除け、風よけ、夏の日よけに、島民の皆様のお役に立てれば幸いです。末永く大切に使用頂きますようお願いします。」と挨拶を述べた後に、野田義朗九州運輸局佐世保海事事務所長、松尾英紀長崎県県北振興局長、立石隆教小値賀町議会議長から、来賓挨拶を頂きました。その後に、福山専務理事から西浩三町長へ目録の授与を行いました。これに対し同町長から謝辞が述べられました。

  式の最後に、福山専務理事から引渡式に参加した地元幼稚園児19名へ記念品として日本財団特製「チョロQ」を贈呈するとともに幼稚園児からはお礼の挨拶がありました。
  引渡式終了後は、同シェルターを製作した橋口製作所からシェルターの構造・特徴等について説明を行い、参加した幼稚園児を先頭に渡り初めを行いました。
  なお、島の関係者の方々からは「本当に困っていた。長年の懸案であったので今回の設置は大変ありがたい。感謝している」等のお礼の言葉を頂きました。





第18回海事振興セミナー開催について
2017/05/31

                    第18回海事振興セミナー 開催のご案内
 
  この度、(公財)九州運輸振興センターと九州クルーズ振興協議会では日本財団の支援と助成を受け、両団体共催による第18回海事振興セミナーを下記のとおり開催することに致しました。

  近年、世界のクルーズ人口は中国を中心としたアジアのクルーズ人口の増加により急激に増大しており、これを反映し我が国へのクルーズ船の寄港も毎年増加しています。
 2016年は前年比約40%増の2018回(外国船社1444回、日本船社574回)となり、2010年の2倍超の寄港回数になっています。
  また、これによる外国人の入国者数は2015年に初めて100万人を超えましたが、その翌年には199万人とさらに増加しました。
  ご承知のようにクルーズ船の寄港は、地域経済へ大きな効果を与えることから日本全国でクルーズ船寄港誘致が積極的に行われていますが、九州は九州クルーズ振興協議会を始め、関係者の積極的な取組みやアジアに近いという地理的特性、豊富な観光資源を有すること等からクルーズ船の寄港は極めて多くなっています。しかし今後なお一層のクルーズ船寄港誘致のためには、関係者によるハード面、ソフト面でのさらなる整備・充実が求められるところです。

  このような状況の下、(公財)九州運輸振興センターと九州クルーズ振興協議会では、九州におけるクルーズ客船誘致活動の取組みに寄与できるよう、九州地方整備局港湾空港部長の堀田治氏を講師にお招きし「九州におけるクルーズ船の動向について」をテーマに講演頂くことに致しました。
  堀田講師には、近年急激に増加している世界のクルーズ人口の推移、クルーズ船の大型化等の建造動向、わが国へのクルーズ船の入港動向を説明した上で、九州へ寄港するクルーズ船の現状や今後のさらなる九州のクルーズ振興に向けた国際クルーズ拠点港湾の整備等の取組みなどについてお話し頂きます。

  本セミナーは、港湾整備やクルーズ船寄港誘致に取組まれる方々を始め関係者の皆様にとって大変有益、有意義なものであり、今後の活動等のお役に立つものと確信しておりますので、是非とも多くの皆様にご参加いただきたく存じます。

                               記

日 時 : 平成29年6月23日(金)15:00 〜 16:30

会 場 : 福岡合同庁舎 新館7階 会議室
       福岡市博多区博多駅東2-11-1
       TEL 092-472-3158 (九州運輸局 船舶産業課)

講 師 : 国土交通省 九州地方整備局 港湾空港部長 堀 田 治 氏

    【堀田 治(ほりた おさむ)氏プロフィール】
      1962年生 熊本県出身 京都大学 大学院修了
      1989年4月 運輸省(港湾局技術課)入省、その後、第三港湾建設局企画課係長、港湾局計画課
      係長、外務省経済協力局開発協力課鉱工業班長、運輸省航空局飛行場部計画課専門官、第四港
      湾建設局宮崎港湾空港工事事務所長、国土交通省港湾局計画課課長補佐、総合政策局事業 総
      括調整官室交流連携事業調整官、中部地方整備局港湾空港部港湾空港企画官、京都府商工労働
      観光部京都舞鶴港振興監兼建設交通部理事を経て
      2013年7月 国土交通省港湾局計画課事業企画官
      2015年1月 国土交通省港湾局計画課企画室長 
      2016年6月 国土交通省九州地方整備局港湾空港部長  現在に至る

テーマ : 九州におけるクルーズ船の動向について

参加者 : 約70名(参加無料)

参加申込 : お電話をいただくか、または当センターホームページのお問合せフォームにて、通信欄に
        「海事振興セミナー参加希望」と明記して、会社名・住所・電話番号・参加される方の役職名
        及びお名前を記入の上、平成29年6月20日(火)までにお申込み下さい。

★お問合せ先
  公益財団法人 九州運輸振興センター
  TEL 092-451-0469  FAX 092-451-0474





2017(平成29)年度懸賞論文募集のお知らせ
2017/05/12

            九州圏の交通・観光の発展につながる研究論文を募集します
            〜九州内外の大学等の学生・院生からの応募を待っています〜


 (公財)九州運輸振興センターは、日本財団の支援と助成を受け、九州圏における交通運輸・観光事業の発展及び地域経済社会の活性化に寄与することを目的に、以下の内容で「懸賞論文」を募集致します。

  なお、本懸賞論文募集は、2013年に開始し、過去4年とも多くの応募があり、各年ともに最優秀賞1編、優秀賞2編〈一昨年度は1編〉を選定、表彰式を行いました。

  ○募集の趣旨
    本研究論文は、次世代を担う方たちの叡智を通じて、新たな切り口を発掘し、九州圏など(九州7県及び
    山口県)における交通・観光産業の一層の発展と地域社会の活性化に寄与するために実施するもので
    す。

  ○テーマ等
    上記趣旨に沿ったもので、交通・観光に関するもので、「積極的でユニークな提案・提言」を求めます。

  ○応募資格
    大学等(短期大学を含む。)の学生及び院生で、締切日における年齢が満35歳未満の方とします。
    なお、応募資格を有する方による共同執筆も可能になっております。

  ○応募方法
    応募は、当センターが指定した様式により作成された論文と当該論文のPDFを電子メールで送信して下
    さい。
    なお、応募方法の詳細等につきましては、当センターホームページ「懸賞論文募集」内の「2017(平成
    29)年度(公財)九州運輸振興センター懸賞論文募集要項」をご覧下さい。

  ○応募締切
    2017年10月31日必着

  ○応募の取扱い
    最優秀論文1編、優秀論文若干編を決定いたします。
    審査は、当センターに設置した懸賞論文審査委員会(竹島和幸会長、大学の先生4名、九州運輸局観
    光部長の計6名の審査員で構成)で厳正に審査致します。
    なお、最優秀論文は当センターホームページ及び当センター機関誌「九州うんゆジャーナル」に、優秀論
    文は同ホームページ(九州運輸ジャーナルには要旨のみ。)に掲載するとともに論文内容に関係する地
    方自治体、関係業界団体等へ送付し、行政施策や業界活動等の参考にして頂くことにしています。

  ○表彰
    最優秀論文賞 副賞10万円(1編)
    優秀論文賞  副賞 5万円(若干編)

  ○問合せ等
    問合せは、(公財)九州運輸振興センター TEL 092−451−0469 (師岡・西井)へ又は当センタ
    ーホームページの「お問合わせ」フォームからお願いします。 







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